WHOLE BRAINを読みました

書籍レビュー

『奇跡の脳』のジルボルトテイラー、別の本も出ていたんですね。

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方
https://amzn.asia/d/1Zz6Utd

この本には「人間は、感じることもできる『考える生き物』というよりは、考えることもできる『感じる生き物』」、という言い回しが頻出します。KindleUnlimitedで無料です。

脳を左右それぞれ考える部分と感じる部分に分けてキャラクター設定し、ユングのヒーロージャーニーになぞらえながら四つの象限でパーツワークするような感じでした。(序盤にIFSの本の紹介もあり。) これは果たしてわかりやすいのか、余計にわかりづらいのか・・・

何はともあれ、左脳を損傷して一度は【ラ・ラ・ランド(ご本人の言葉)】に行った彼女らしく、超越的な語りが多いのが印象的な本でした。 どんな領域の方も、だいたい二、三周してくるとみなさんそこへ行き着いてらっしゃるようにお見受けしますね。
※個人の感想です。

少し長いですが引用してみます。
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科学は、理解できないものを探究するために使用する戦略的なツールであり、明らかに私たちは右脳の領域を理解していないからです。 残念ながら、優れた科学者が質の高い研究をおこなうために使用する科学的手法は、定義上、左脳が設計した、順序だてて論理的に進む方法です。科学は、仮説を検証するために、すべての数値を測定し、あらゆる実験を再現できなくてはいけません。現在の科学的手法は、(略)外部世界での証明や検証にしか使えないので限界があります。順序だった方法では、順序だった現象しか研究できないからです。 測定できなかったり、実験結果が再現できなかったりすると、左脳はその存在や価値を完璧に否定します。左脳の意識領域で研究できるものと、右脳の意識領域で測定も再現もできないものとのあいだのギャップを埋めるには、ある種の「飛躍」が必要です。これに関して、現在、非常に独創的な研究が数多くおこなわれていることは心強いかぎりです。この飛躍は、科学的手法の限界を押し広げ、科学の方法論とスピリチュアル的経験の架け橋になるでしょう。

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引用終わり。

彼女のTedはこちらです。↓

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