『構造的解離』のOnno van der Hartは、2019年に資格を剥奪されていました

身体指向の心理療法

『構造的解離』の著者の一人であるOnno van der Hartが、クライアント女性への20年にわたる性加害により訴追され、資格剥奪処分となったのは、2019年のことのようです。
https://web.archive.org/web/20200608170057/https:/www.sin-nl.org/tuchtzaak-beroepsverbod-tegen-hoogleraar-onno-van-der-hart-psychotherapeut-ivm-grensoverschrijdend-gedrag/


氏は業界を追われた後も、解離についての論文執筆など活動は継続しているようです。
https://www.onnovdhart.nl/
https://scholar.google.co.jp/scholar?q=onno+van+der+hart&hl=ja&as_sdt=0%2C5&as_ylo=2020&as_yhi=2025

日本は正確な情報が入るのが遅いため、知らぬ間に加害に加担してしまっている場合もあるのかもしれません。私自身、『構造的解離』下巻の翻訳版が永らく出版されていない時点で、何らかの疑問を持つべきだったと反省しています。

それから個人的に、統合できない状態を病理として扱い、スプリットが進むほど深刻だと考えるのは、回復の助けにはならないように思います。
支援者が何を尊び、何を手がかりに人を見ているのかで、経過は変わるのですから。
前に書いたコラムです→https://x.com/wholesome_flow/status/1701523523246907631?t=6OYTJVJukuPZMC_Mq5Bh7g&s=19

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