才能はあなたを幸せにしない

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モノを書くって、つい数年前まで全然魅力がなかったんですよ。本を出せるのは名の通った人だけ、発信で重宝されるのは音楽や絵や写真ばかり。noteなんてなかったし、ブログで書くのが関の山で、それも世間的には今のような温度じゃなかったと思います。

そんなわけで、今でこそ私の仕事は自分が書いたコラムを起点に回っていますが、若い頃は「こんな力要らん!他の才能と換えてくれ!」と思っていました。

きっと5年後・10年後に、今ある仕事はすっかり様子が変わり、今はない仕事が大多数を占めるでしょう。そのときに自分を支えてくれるのは特別な才能じゃないです。外側で何が起きようが変わらずに自分を支えてくれるのは、「夢中になる力」です。

年度が変わったのは外側の世界の話で、それにあわせて自分を削ったり盛ったり歪めたりしてあげる筋合いはありません。 ご自分が何かに夢中になることを許してあげてください。成長も回復も社会貢献もそこから始まります。

「僕には才能がない。 そう言ってしまうのは、いっそ楽だった。
でも、調律師に必要なのは、才能じゃない。
少なくとも、今の段階で必要なのは、才能じゃない。
そう思うことで自分を励ましてきた。
才能という言葉で紛らわせてはいけない。 あきらめる口実に使うわけにはいかない。
経験や、訓練や、努力や、知恵、機転、根気、そして情熱。 才能が足りないなら、そういうもので置き換えよう。
もしも、いつか、どうしても置き換えられないものがあると気づいたら、そのときにあきらめればいいではないか。
怖いけれど。
自分の才能のなさを認めるのは、きっととても怖いけれど。」

〜羊と鋼の森より〜

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