神経系の自己調整を試してみませんか

身体指向の心理療法

神経系は「上がったら下がる、下がったら上がる」のが理想です。でも、「疲れきっているのに頑張らなきゃいけない」みたいな状況が続くと、健やかに揺らげなくなります。今のような緊急時には、誰であれ自然な揺らぎが期待できなくなることが多いです。
なので能動的に【上がったら下げる、下がったら上げる】を試してみませんか。

キーワードは、

★朝方や下がり過ぎた時に:早く、大きく、強く

★夜や上がり過ぎた時に:ゆっくり、小さく、おだやかに

★神経系が上下する頻度やレベルを少なく、小さく

★毎日似たようなアップダウンで過ごす(起床や食事の時間など)

★合う・合わないとか、ちょうどいい用法用量は自分の身体に聞く

です。
例えば朝はロックを聞いて夜はボサノバにするとか。普段は朝に瞑想しているのを夜に変えてみるとか。セルフマッサージをしてみて心地よくなければ筋トレに変えるとか。夜になって調子が上がってきても頑張りすぎないとか。

神経系のチャンネルやボリュームの調整は自然に起きると楽ですし、他人に外注できると手間も少なく効果も高いです。でも、自分で調整するのには時も場所も選びませんし、効果が感じられると自己効力感も上がってきます。身体の動き、付き合う人や情報、日々の生活習慣などを意図的に選んでみてください。

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