アイソメトリックで安全の合図を送ろう

身体指向の心理療法

「動けない時や動きが悪い時は動かすことに対して脳が危険を感じているから無理に動かすのは良くない」

という言葉が先日ボディーのトレーニングの中で出ました。

トラウマの観点からすると、フリーズに入っている人に運動してと言っても難しかったり大きな動きをするとネガティブな反応が出たりするのは、そういうこともあるのでしょうね。

いやー、目からウロコ。

なので、等尺性収縮を使った動きで脳のアラートを解除すると無理がないようです。つまりこれは、私の解釈では、トレーニングというよりも「安全の合図」を神経系に届ける、ということになろうかと思います。

ネットやYouTubeなどで「アイソメトリック」や「等尺性収縮」と検索すると色々出てきます。私が良いなと思ったのはこちらです↓

https://youtu.be/EHhIF8npwcM?si=-bTn92GBAFQmPgne…

この動画には紹介がありませんが、私たちは首が固まると周囲の状況が判断できませんし神経系に障害も出やすく、心身に不調をきたします。側頭部に掌をあててそちらへ頭部を傾けながら掌と押しあうと、これもアイソメトリックになります。おでこや後頭部も同様です。 筋トレや運動がすでにできている方は是非そちらを続けてください。身体が使えるようになるとセラピーなどで身体を感じるフェーズに移っても動揺が少なくなるかと思います。

深堀りすればそのぶん心身に痛みは見つかります。でも、実は生活習慣が災いしていることもあるものです。

いま首を固めていませんか?

身体が動かないのはトラウマ反応ですからしかたがないです。でも安全の合図を届ければ動けるようになりますし、その合図を届けるのはご自身の力でもできますよ。

今回のイラストはこちらからお借りしました↓
https://sprint-condition.info/category38/entry399.html

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