乳がんの告知

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また、ご無沙汰してました。

実は5月に受けた健康診断で腫瘍が見つかり、今月になってからいくつかの精密検査を受けていました。その結果、今日乳がんのステージ1との診断が下りました。オペは来月16日です。初期なので抗がん剤も使わずに済みそうですので、そんなに大きくは生活が変わることはなさそうです。(おそらく。)

このひと月半は、「やっぱり来たか」という思いと「どうして!どうしたら?」の思いの間を揺れていた気がします。病気によって世界の見方がすっかり変わるとか、聖なる精神性を発揮し始めるとか、がぜん奮起するとか、そういう劇的なことは一切無く、淡々と、私は私ぼっちのままにたゆたう日々です。つまるところ、それだけ、それなりに、満たされて生きているということなんでしょうね。

この日々の中で頭をもたげることは様々にあるのですが、いまの私は様々なご縁に恵まれていて、なので、崩れても誰かは胸を貸してくれるだろう、と確信できることで、むしろ崩れきらずにいられています。時々とても悲しくなったり恐ろしくなったり、何時間もソファでぼーーーーっとしたり、延々と映画に浸ったり、そうかと思えばごはんを美味しくいただいたり、旦那と円満に過ごしたり、ご縁にゆだねたりしながら、揺らいで過ごしています。

立ち止まってこの日々を振り返ると、なんだか不思議な心持ちです。こういうことがあると不可逆的な流れに持ち去られ、持ち込まれた何かがある気がしてしまいますが、昨日と今日とで、一年前と今日とで、何が変わったわけでもないんですよね。ずっとそれはそこにあって、ただ私の中で名前が付いただけ、です。そう思うと、決定的に私を苦しめるのは私が創り出したイメージでしかないんだよと、教えてもらっているかのようです。公園を歩きながら、雨上がりの濃厚なバラの香りに酔いながら、夢幻の世界を生きている自分の有り様を味わっています。

それにしても、二人に一人とか三人に一人は癌に罹る時代。もちろん、他にもたくさんの災厄はあるわけで、みんな何某か抱えて生きてるんですよね。いま私の眼に映る、道行くすべての人の命が愛おしい。みんなみんな、お疲れさまです。ブラボー。

例年この時期は様々に心身が不安定になるのですが、今年の7月でまたひとつ新たな節目が刻まれそうです。良い方に上書きされると良いなと、自分に期待しています。

これまでこの世の不幸を全て一人で背負うことに特化した生き方をしてきたので(笑)、今回は人さまに甘えながら過ごしてみようと思っています。

さてさて。コロナが落ち着いたらSEや脳波測定のモニターを募集するつもりでいましたが、そんなようなわけで延び延びになっております💦お問い合わせいただいているみなさま、お待たせしてすみません。もう少しだけ、お時間をくださいませ。そのほか様々、調整やお返事などなど、お待たせしているみなさまには順にご連絡して参りますので、ご容赦ください。

今夜も支離滅裂な文章にお付き合いいただいて、ありがとうございました。

笑って過ごすと免疫細胞が元気になってくれますので、みなさんも笑ってお過ごしくださいね。

会いたい人には会いましょう。やりたいことはやりましょう。無駄な我慢は無駄なので、自分に媚びて自分のご機嫌とって生きていきましょう。

ご縁をいただいたみなさんのつつがない日々を、心からお祈りしています。

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