身体指向の心理療法

身体指向の心理療法

セッションの中で訪れるピンチ

深いセッションの後には、眠くなったり食欲が増したりぼんやりしたりすることがあります。セッションが深まるとふだんの生活にも変化が起きて、波乱万丈な日々が落ち着いてきているのに逆に調子が悪くなったりもします。元がどんな状態であれ、そこから変化す...
身体指向の心理療法

HPA軸とかmTBIとか下垂体とか

以前にHPA軸について書きました。→今日はそのコラムをかんたんに振り返りながら、もう少し深めてみたいと思います。私たちがワクワクしたりがんばったり逃げたり怒ったりする時、身体には様々なホルモンが巡っています。遭遇した出来事がラッキーなのかア...
身体指向の心理療法

抱えて生きる

友人が「犬を病院に連れて行こうとしたら、吠えるし逃げるし、前に予防接種に行った時のトラウマなんだと思う」と話してくれました。それを聞きながら、でも私はそのワンコをトラウマを抱えているとは表現しないだろうなと思っていました。私自身も、当初は「...
身体指向の心理療法

個人化の時代

今日書いたコラムに関連して思い出したこと。先日、津田真人さんと小笠原和葉さんのトークイベントに参加した時、【個人化】という言葉が出ました。その時に話されていたのは社会の中の個々の人々がどんどん個別化してく様子について、だったのですが、私はそ...
身体指向の心理療法

用語が伝えるもの

「そのつらさはトラウマ由来かも、トラウマは身体が生き抜こうとした適応だよ」 というメッセージの一番の貢献は、 「このつらさは自分が弱いせいではないし、気合や根性ではどうにもならないし、努力が足りないわけでも、人間性に欠陥があるわけでもないん...
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