神経系

身体指向の心理療法

神経系を育てよう

健やかな神経系は上がったら下がる、下がったら上がるものです。高止まり・低止まり・乱高下・アクセルとブレーキ両方ベタ踏み、みたいになるのがトラウマです。トラウマによって神経系の調整力が低下している状態だと、免疫系や内分泌系(ホルモン分泌)にも...
身体指向の心理療法

ふたつの生の狭間で

【ポリヴェーガル理論が「動物」としての人間に着目し、各種の防衛がノーマルな反応であると示したことは、臨床家にとっても患者にとってもこの上ない福音となった。 なぜなら、生き物にとって「いま生きている」ということは勝利や成功と同義なのであり、過...
身体指向の心理療法

セッションの中で訪れるピンチ

深いセッションの後には、眠くなったり食欲が増したりぼんやりしたりすることがあります。セッションが深まるとふだんの生活にも変化が起きて、波乱万丈な日々が落ち着いてきているのに逆に調子が悪くなったりもします。 元がどんな状態であれ、そこから変化...
身体指向の心理療法

HPA軸とかmTBIとか下垂体とか

以前にHPA軸について書きました。→ 今日はそのコラムをかんたんに振り返りながら、もう少し深めてみたいと思います。 私たちがワクワクしたりがんばったり逃げたり怒ったりする時、身体には様々なホルモンが巡っています。遭遇した出来事がラッキーなの...
身体指向の心理療法

抱えて生きる

友人が「犬を病院に連れて行こうとしたら、吠えるし逃げるし、前に予防接種に行った時のトラウマなんだと思う」と話してくれました。それを聞きながら、でも私はそのワンコをトラウマを抱えているとは表現しないだろうなと思っていました。 私自身も、当初は...
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